【春を告げる花ニリンソウ】野草のこばなし
こんにちは!はなとみどりの暮らしです。
ニリンソウ(二輪草)のことを書くと言って
随分と時間が経ってしまいました。
1年ぶりに、あの山へ。今度はしっかり山歩きの靴を履いて。
こばなし
1年ぶりに見覚えのある山道を進むと、お!見えてきました。
緑の絨毯から、茎を2本伸ばして可憐な花を咲かせています。
(よく見ると、3本茎がついているのも多いのです。)
可憐な小さい白い花は、遠くからでも目立ちます。
驚くべきはニリンソウの数の多さ!
どのくらいかな…10m四方が埋め尽くされるほどかも?
自分が妖精だったら、ここを住処にしたいなあと夢見るほど美しい景色です。
さて、正面から眺めるのも十分かわいらしいのですが
私がおすすめしたいポイントは、花弁裏のほんのりピンク色の部分。
もう、うしろ姿がとんでもなくキュートなんです。
そういえば、この冬にひとめぼれして購入したクリスマスローズも
ベースが白色で花弁の裏ほんのりピンク色だったなあ…と気が付きました。
自分自身の好みを自覚する出来事でした(笑)
去年は雨が降っていたので、花はうつむき加減でしたが
今年は曇り。花も十分に花開いている状態で
結果として両方見ることができました!
どちらもかわいらしい姿なので、うれしい。
来年には引っ越している予定なので
きっと、今年が最後かな。
すてきな出会いをありがとうニリンソウ。
ニリンソウ
学 名/ Anemone flaccida
科 名/キンポウゲ科
属 名/イチリンソウ属
原産地/東アジア
・多年草
・一本の茎から2本ないしは3本花茎がのびて花が咲きます
・山地の林床などに群生します。愛らしい小輪が集まって咲く様子はとても美しいです
・キンポウゲ科はほとんどが有毒植物ですが、この若葉は春の山菜として食べることができます
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