【ガーデニングのきっかけはクレマチス!】クレマチスの魅力
こんにちは!はなとみどりの暮らしです。
今回は、私がガーデニングを本格的に始めるようになった
クレマチスとの出会いについて書きます。
クレマチスとの出会い
ナーセリーさんとの出会い
クレマチスという植物を知ったのは2020年の春。
前職にて、とあるナーセリーさんと出会いました。
最初は、クレマチスには様々な花姿があるなあ、
コアなファンがいるんだなあ、という感想を抱くにとどまりました。
なんだか難しそうで繊細な印象でしたので育ててみようとは微塵も思いませんでしたが、
何となくクレマチスについてネットで検索していました。
2年が経過した2022年。再びナーセリーさんとお会いしました。
試しに一鉢はお迎えしようかなと思っていたのですが、
そこで惹かれたのが「マダム テルヨ」でした。
マダム テルヨ
画像検索で、自分はつぼ型が好きだという傾向は何となくつかんでいました。
マダム テルヨは単色ではなく淡い色彩のグラデーションだったこと、
クレマチスの中でも強靭で育てやすい品種だったことも購入の後押しとなりました。
4,000円以上はしましたが、結果として、初心者の私にとってはしっかり育成された4号鉢は
初期投資として大正解でした。その後1年で随分と弱らせてしまいましたが…、
無事に回復してくれたのも株が充実していたことも幸いしたのでしょう。
※こちらをご覧ください⇒【クレマチス育成の失敗と改善】ガーデニングの記録
購入した日は他のクレマチスの写真を撮ったり、自分が惹かれる品種名を確認したり。
そんなこんなでスマホにはたくさんのクレマチスの写真と、
次はだれをお迎えしようかなという気持ちでわくわくしていました(笑)
金子明人先生との出会い
もうひとつの出会いは、園芸研究家の金子明人先生から
クレマチスのお話を伺ったことが大きかったです。
どうしたらクレマチスを上手に育てることができるのかという基礎的なことから、
ちょっとしたテクニックや園芸の魅力までたっぷりお聞きできたこと、
何より金子先生の飾らないお人柄やあふれるユーモアの数々に、
気が付けば熱心に耳を傾けている自分がいました。
振り返ると、ナーセリーさんと金子先生が結んでくださったのがクレマチスとの出会いであり、
園芸に本格的に目覚めるきかっけだったなと感じています。
クレマチスの魅力
ズバリ自分の作りたいイメージ、取り入れたい雰囲気に合わせて選択できる幅が広いところや
初心者でも育てやすい品種も多いところだと思います!
クレマチスはキンポウゲ科のつる性植物です。
日本に自生するものではセンニンソウやハンショウヅルなどの素朴で清廉な魅力をもつものから、
大輪で華やかなカザグルマまで、多様な表情が存在します。
花型に限れば、ベル型やチューリップ型、つぼ型、掌のように大きく上向きに開くものまで、
一見すると「あれもこれもクレマチスなの?」と驚くほど、多種多様な花型が存在します。
いずれも白、黄、ピンク、赤、青、紫とカラーバリエーションが豊富です。
意外に思われるかもしれませんが、春と秋の四季咲き性の品種があったり、冬咲きの品種もあります。
秋の紅葉として、葉を楽しめるものや常緑性の品種もあります。
さらに、木立性から矮性、蔓性などと特性の幅が広く、
庭への植栽はもちろん、
ベランダのような省スペースの方でも鉢植えで育成できるのも素敵ポイントですよね!
我が家のクレマチス
我が家のベランダで育成している鉢植えの様子↓
個人的には、花後のタネの姿はふわふわとして素敵なので、ぜひご覧いただきたいなあと思います。
ボタンヅルのタネ
ガーデニングに対する意識の変化
私にとってはクレマチスが本格的な園芸へいざなってくれたきっかけの植物でした。
それまでには植物を育てたことはないのか?と言われるとそうではなく、
多肉植物や一年草を数鉢育ててはいました。
しかし、水やり以外はほぼ放置!肥料は買ったことがありません。
枯れたら仕方ない、という感覚でした。我ながら ひ、ひどい…
それまでの感覚と大きく異なる点は何かというと、明確な目的をもって肥料を与える、
病害虫の対策をする、土の配合を考える、花柄を積んだり剪定をするなどといった、
お手入れにしっかり取り組むようになったことだと感じています。
そして、SNSや書籍などから頻繁に情報を得るようになりました。
私の原動力
植物に対して
「もっときれいな花をたくさん咲かせたい」
「株を大きく充実させたい」「この感動を身近な人へ伝えたい」という風に意識が変化しました。
そして、手をかけた分結果として現れる成功体験や、
花が無事に咲いた時の達成感や満足感、
メンテナンスを含めた癒しの時間の積み重ねが心地よく感じるようになりました。
もちろん、うまくいかないこともたくさんありますが、
これはこれで「どうしたらよかったのか」と振り返り、試行錯誤することが楽しいと思えているので、
ガーデニングを続けることができているのだと感じています。
植物に訪れる四季折々の些細な変化に美しさを感じ、
この一瞬に来年も出会いたい!と強く思うことが園芸活動の原動力になっています。
ベランダ園芸を本格的に初めて3年足らずですが、その楽しさと難しさにはまったのは意外だったなと、自分でも驚いています。
(2024年4月撮影)
園芸店巡りが趣味になる
いつの間にか、夫と園芸店を巡ることが休日の過ごし方になっています。
ふたりで、共通の好きな植物を見つけるのも、なんだか楽しいひと時です。
生涯の趣味として、日々植物の美しさに感動をもらいながらこれからもベランダ園芸に励みたいなと思います◎
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